例によって、LSEはビザの手続についてもかなり詳しい資料を提供しています。基本的には、以下のウェブサイトをくまなく読めばだいたいのことはわかります。
▼フルタイムのコースの留学生向けの説明
→このページの「Student Visas for Taught Masters & Diploma Programmes」の項に掲載されているPDFファイル「Completing the application form overseas:FAQS」は、ビザ申請画面のスクリーンショット解説なので必見。
▼よくある質問
https://info.lse.ac.uk/current-students/immigration-advice/specialist-visa-advice-faqs
▼オファーパック
https://www.lse.ac.uk/study-at-lse/Graduate/Offer-holders/Graduate-Offer-pack
私の場合は、以下のような日程で手続きを進めました。
①オファーを受諾する。合格の条件をすべて満たす。FUFを提出する。
→私は2月中に完了。
②LSEからPre CASをメールで受領する。
→①を満たすと、こちらからの請求なくPre CASが発行される。私はおそらく最も早いグループで、5月4日にメールを受領(逆に言うと、どんなに早く①を終わらせても5月までは待たされる)。
③Pre CASの記載事項に誤りがないことをGAPのフォームから回答。
④回答後1週間くらいで正式なCASがメールで発行される。
→私の場合は、5月13日に受領。
⑤UKVIのウェブサイトからビザをオンライン申請。費用支払い後、ビザセンターへの出頭日を予約。
→ビザセンターへの出頭後にビザの審査が始まる模様。早めに出頭した方がよい。私は5月31日に予約。
⑥ビザセンターでパスポート原本提出。指紋採取。
→所要時間は30分程度。最後にイギリスで使えるSIMカードをもらった(助かる)。
⑦ビザ審査の完了メールを受領。
→件名は「Your Visa Application」。私の場合は出頭日から1週間で受領。この時点でビザ発給は実質的に決定しているが、パスポートがまだビザセンターに届いていないので、待機。
⑧パスポート受取可能メールを受領。
→⑦から数日後に届く。時間のあるときにビザセンターにパスポートを受け取りに行く(予約不要。パスポートを自宅に郵送する有料サービスあり。ただしこのサービスは⑥のビザセンター出頭時に購入しなければならず、事後申請はできない)。
全体を通して、なるべく早い時期に手続きを進めることが重要です。夏になるとビザの申請が集中し、Pre CASの発行からビザ審査にいたるまですべてのプロセスでいちいち時間がかかり、ビザセンターも大混雑するようです。
最後に、ビザ申請代行業者について。
私はbeoのビザ申請サポートを使いました。
後から振り返ると、冒頭に挙げた資料だけでも、自力でビザ申請を遂行するのに十分な情報を入手可能でした。beoのサポートも、基本的にはビザ申請画面のスクリーンショット解説(日本語)や、入力内容のダブルチェックくらいなので、LSEのスクリーンショット解説(英語)や自分自身でのダブルチェックでも代替可能ではあります。
一方で、個別の回答項目の答え方に関する細かすぎる疑問やビザセンターへの持参書類(結局何を持っていけばよいかわかりにくい)の確認をするうえでは、beoは有用でした。質問にも当日〜翌日には回答してもらえました(ピーク期はもっと遅い可能性あり)。
これは完全に個人的な好みによりますが、自分で手続きを調べる手間を少しでも削減したい人や、手続きへの不安をなるべく解消しながら進めたい人には、業者の利用も一案だと思います。
かたばみ
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